紫色が好きです

紫色が好きです

上を見なくなった街

明日京都を引っ越す。  

謝恩会の帰り道にじわじわと強まるその自覚は、少しだけ視線を上げるきっかけになった。  

人は思ったよりも下か水平を向いて歩いている。越してきたばかりの日は、とにかく我が家の灯台なるものを探すべく視線をあっちこっちしていたのに、今はもう携帯を触りながら下を向いて歩けるし、音楽を聴きながらぼうっと歩いていても迷ったりしない。  

それが今や、明日引っ越しとなった途端に「京都」を集めようと躍起になっていた。わざわざ遠回りして帰ったり、横断歩道の真ん中で遠くを眺めたりしたけれど、夜になった街はぜんぜんはっきり見えなかった。  

どうにか感覚のログを残したいと思ったぼくは、ボイスメモで録音しながらゆっくりと歩いて帰ることにした。人の会話やバスの音、たまに喋ったりして、そうやって空気感を持ち帰れたらなと思った。  

ある程度しんみりはしたけれど、それでもまだぼくは京都に来たいと思っている。でも今は、上を見なくなった街を忘れないために考えたり思ったりしながら明日越す部屋に帰っていった。

パンからインクができるまで

こんにちは、紫です。
先日私が在籍している大学での10日間に及ぶ卒業展示が終わりました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
つきましてはせっかくなので、今回は私の展示した作品についてつらつらと書き残しておこうと思います。 それではやっていきます。

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Rails進捗

卒業制作展示会を目前にしているのだけれど、既に制作は終わっており、いまいち作るものがない。
このままでは、なにか作る熱が消えそうでもったいなかったので、最近はRuby on Rails チュートリアルやっている。

以下進捗です。

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ダミーテキストで遊ぶのたのしい。

コーディングもおぼつかないのに、こんなことやってていいのかという感情と、Webサービス作りたいという感情が重なった結果、後者が勝ちました。欲求すごい。あと、Adobe Museの力を見てしまったからというのもある。

基本的にわからない単語や知識ばかりでめちゃくちゃ詰まっては調べて進むをやっているので、すこぶる速度が出ない。でも、出ないなりにも続けて少しづつ進んでいる間隔があるのが大変良い。(実際Heroku上にデプロイかけたのがちゃんと動いたので嬉しい)

本章にもあるように、「今の段階でわからなくてもとにかくやってね。でも後半説明するから全部やってね」という心持ちと、勢いで事にあたっている。自動生成でつくるものは動かせたので、次は自分で構築していきたい。どんなのが作れるのか楽しみなこのポジティブさを糧に横文字と戦っていきます。

前厄

こんばんは。前厄の紫です。  

 

つい先ほど9年選手の鏡が割れました。当時、同じ誕生日の先輩にいただいた鏡なのですが、私の不注意と立て付けの悪さから落下し、割れてしまいました。  

 

思えば9年も同じプロダクトを使い続けていたことに驚きます。そして、よく9年も保ったなぁ。という感想です。

 

長い間ありがとうございました。最後が私の不注意で申し訳ないのですが、どこか勝手に「厄」を肩代わりしてくれたように感じたので、そう思うことにしておきます。

 

先日も、iPhone6の液晶を使用3年目でついに割ってしまったこともあり、今年はガラス製品を割る危険があると思われます。今のところは製品の破損で止まっていますが、今後は自分が怪我をしないよう気をつけねばなりません。

 

…ここまでただの不注意なので、前厄のせいにするのは少し都合が過ぎた気がしてきました。  

ただ、割れたものはどれも使い慣れたものだったので、「慣れほど注意せよ」というメッセージだと解釈しておくことにします。

 

鏡については近いうちに調達しようと思います。鏡も先輩も、ありがとうございました。お世話になりました。

 

所作

所作を、、もっと言うと、所作という言葉の意味を意識して振る舞っていた時期があった。

記憶の限りでは高校に入学したあたりから意識していたと思う。

 

いつものように夕方のニュース番組の食レポコーナーを見ながら夕食をとっていた時の話。

その日のレポーターさんは20代くらいの若い女性の方で、ピンと背筋を張った姿勢で椅子に座り、料理が来るのを待っていた。

運ばれてきた料理を箸で持ち上げ、手を受け皿の形に添えて、カメラに映るように見せていたのだけれど、その時ぼくはクローズアップされた料理では無く、レポーターの作った受け皿の、その手に目を奪われていた。綺麗なアーチを描いて揃えられた指の階段や、沿った親指を見て、綺麗だな。と思った。

 

誤解のないように言うと、手フェチに目覚めたとかいう流れではなくて、食事という行為が、自分の中で一段と美しさを増したというか、大切になったというか、上手く言えないけれど意識改革が起きたという感じ。元より食事については作業というより、行為として意識的に努めていたのだけれど、美しさみたいな意識は無かったので上記のレポーターの所作が自分にとって新鮮で、とても衝撃的だった。

 

以来、自分でも食事を筆頭に私生活のあらゆる場面で意識的に指を動かすようになった。美しいというと大げさだけど、それでも綺麗な所作になるように努めた。

やがて高校を卒業するころにはある程度無意識にできるようになっていた。

 

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今週はクリスマスです

Twitterに書こうと思っていた文章)

オタク自称してる割に今年オタク活動できてないし、Twitterはキュレーションbotみたいになってるし、デザインも上手くできないので落ち込んできた。


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ヒール体験

今日は生まれて初めてピンヒール?というものを履く機会があり、少し履かせていただきました。

視線が10cmほど向上したのですが、正直なところ自分は足もとの不安定さのほうに気をとられていたので、それどころではありませんでした。
世の女性がたはこれを履いて颯爽と歩いておられると考えると驚きます…すごいですね。

ふくらはぎが少し張ったような感覚と、かかとの心もとなさを残してこの体験は終了します。

弊学ではセクシャル・マイノリティに関する話題について、3年次よりなにかと個人的に触れる機会があり、新鮮な体験や気付きを得ることに恵まれているなぁと感じています。
やはり「知らないモノ」については想像のしようが無く、それは誰かを対象とする表現活動において致命傷たりえる場合があると思うので、本当にこういう体験は有り難いものです。
自分ではピンヒール履こうなんて思いませんでしたからね。

「やったことないけどできること」は案外多いのやもしれません。